光明学園 相模原高等学校 100周年記念 ~ 息づく智慧と慈悲、101年からの鼓動 ~

光明の未来に向けて

光明学園相模原高等学校は、大正8年(1919年)4月に時宗大本山当麻山無量光寺の第61世法主山崎弁栄上人によって創立され、平成31年(=令和元年・2019年)に栄えある100周年を迎えました。

創立の年はヨーロッパを戦禍に巻き込んだ第一次世界大戦が終結に向かい、いわゆるパリ講和会議が継続的に開かれていた時でした。世界は国際連盟の創設など国際的な平和の実現に向け動いていきますが、このような社会状況にあって、弁栄上人は来るべき平和の時代を見据え「社会に貢献し得る人材の育成」を目的に、お寺の庫裏の一隅で20数名の学生を教えることから始められました。

以来、その基本的な教育理念を脈々と受け継ぎ、先人たちのたゆまない努力の結果、100周年の節目を迎えることができました。

学園では、これを単なるお祝いにとどめず、次の100年に向けて学園の果たすべき社会的役割を再確認するとともに持続的な発展に繋げる契機とすべく、時の理事長井上正明氏の陣頭指揮のもと法人役員、教職員一丸となって、様々な取り組みを行ってまいりました。

お陰様で、100周年記念事業推進のための募金活動につきましても、予定募集期間後にご寄付賜りましたものを含めて取りまとめさせていただくことができました。ここに改めて記念事業全体を俯瞰、整理しましたので、その概要につきましてご紹介させていただきます。

多大なご寄付を賜りました皆様を始め、ご支援、ご協力をいただきました光友会やPTAの皆様、関係するすべての個人・団体の皆様に心より厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


2022年(令和4年)4月
学校法人 光明学園